2011.11.11_子供たちとART書作品作りワークショップ_2

JUGEMテーマ:アート・デザイン

こんにちは、本田蒼風です。

11月11日にやったART書のワークショップ「A nice word tree」の様子です。

まずは私が「芸」の文字をパフォーマンスで書きます。

3歳児〜4年生までの子供達150名くらいが観てくれている中、書きました。

後から先生たちが

「いつもはずっとお話をやめなかったり、落ち着かない子供たちが、蒼風さんのパフォーマンスが始まった瞬間、誰も声出さずに真剣に見入ってた姿が本当に驚きました。」

子供たちの呼吸、私もパフォーマンスの間中感じましたよ(^^)



私は書道でいう「揮毫(書く姿を見せる)」と書道パフォーマンスは全く別物として考えています。
揮毫はあくまで、その人の書く姿を見る、見ている人が書いている人の呼吸に合わせる。

パフォーマンスは、会場の呼吸を汲み取りながら、巻き込んでいく。

だから私は観てくれている人数が1人だろうが1000人だろうが関係なく、

そこの場所にある呼吸に徐々に合わせていくこと、巻き込むことを考えてパフォーマンスをします。

「書道」は「道」がついています。
パフォーマンスのやるようになってから、この「道」の意味を考えるようになりました。

「剣道」とか「華道」とか…

そこに共通しているのは「呼吸」と「空気感」ではないかと思うようになりました。

どちらも目に見えませんが、時に目に見えるものよりも直感で感じるものですね。

これのやりとりをするところに「道」を感じます(^^)



書いた後は、漢字クイズ。

「今私が書いた漢字はなんという漢字でしょうか?」

答えは「芸」だったのですが、子供たちは一生懸命今書きあがった作品を色々な角度から見て考えます。

「人が何か手に持ってる?」

「蛇みたいにくねくねしてる」

「手みたいなのが見える」



「書」の作品というと「読めない」から入る人が多いですが、
もっと感覚的にとらえてみたらどうかしら?と思います。

「白がきれいだな」「何かしているみたいに見えるな」とか…

象形文字はそれが簡単にできるから大好きです。

漢字を読めない国の人でも感覚で、その意味を汲み取ることができるから。

「芸」の漢字のルーツは、前回のBlogにも書きましたが「何かに手をかけて新しい形を創ること」と意味があります。

ARTってそういうことなのでしょうね。

今回は私が書いた「芸」の文字の「苗木」に当たる部分に

「笑」「楽」の漢字を葉っぱ状の紙に書いてもらって(書と漢字の練習)、

言の葉を創ってもらう・・・・というワークショップでした。




これが子供たちの作品が貼り付けられる前の状態ですね。



(この時、画鋲が膝に刺さって冷や汗ながれました。笑)

書けた順番に持ってきてもらって「言の葉」を咲かせていきます。



今回はインターナショナルスクールだったので、

普段はすべて授業も「英語」「アルファベット」

ルーツから覚えてもらって、それを好きなように書いてもらうことから始めてみようという
今回の取り組みは、

本当に子どもたちの個性引き立つ素敵な文字たちを生み出してくれました。

(本田)「わ〜この笑うは本当に笑っているみたいだね」 (生徒)「笑いながら書いたの。照」

(生徒)「楽しいはダンスしている姿なんでしょ?だから楽しそうに書いてみた」

などなど

まだアルファベットも書くのが難しい3歳児の子たちまでが、しっかり「笑」の漢字の入った言の葉を持ってきてくれました。



そして完成図がこれ!!

リンゴの実のような、紅葉した葉のようなきれいな文字たちが、沢山!!!

「私が書いたのはあれだよ〜」「私のちょうど手のところにある!!」

子供たちは自分の書いた文字たちが大きな作品になって大はしゃぎ(^^)



2011年11月11日だったので、みんあで指を「11」にして「アゲアゲ〜」です。

この作品、先生たちにも大好評で、

今立て直している新校舎に常設されることになりました〜!!!

数年後、一生懸命書い文字たちの中に自分の作品を見つけて、子供たちは何を思うだろうな…


とちょっとワクワクしながら、

ワークショップは無事終了したのでした(^^)


ワークショップの様子は、動画でも残してくださっていて、

編集は子供たちがやってくれているとのこと(^^)

届くのが今から楽しみです★


これからは、日本の学校でも、楽しく「漢字」や「ART」を体験しながら学べる機会を創っていけたらと思っています(^^)

漢字あてクイズ〜答え

JUGEMテーマ:アート・デザイン



少々ひっぱり過ぎの感じ(漢字?)がありますが…いよいよ答えです。





からの…






なりまして…の…


正解は…





芸術の「芸」でした〜!!



芸の漢字の旧字体ご存じの方も多いのでは?




ねっ、言われてみれば、象形文字をよ〜く見てみると似ているでしょ?

ルーツは、「人が何かに手をかけて育て、形作ること」を「芸」と書いたのが始まりです。

それが、「何かを創りだすこと」という意味になっていって、

いまは「芸術」などのように使われるようになったんですよ(^^)

どうですか?正解したかな??

子供たちは象形文字をみて

「蛇??」「庭師?」とかいろいろと手をあげて発言してくれていました。

最後は、「最初のアルファヴェットは「a」ですよ」

といったところで

「art」と答えがでました。



2011年11月11日の1並びの日に、

聖心インターナショナルの子供たちとこの「芸」=ARTの文字を使って


「A nice word treeを創ろう!!」というワークショップをしたのでした。

ARTと漢字の勉強を融合させた試み…

普段漢字に慣れ親しんでいない&苦手だという子供たちの反応は?

報告は次へ…。うふふ。

漢字あてクイズ

JUGEMテーマ:アート・デザイン


作品作りの合間に昨日のクイズの答え…といいたいところですが、

もういっちょヒント!!



前回は問題を出題したまま終わりでしたが…



これってなんという漢字でしょう?


という問題。

Hint> He is a man. He is making something beautiful.

でした。

さらにHint>

●植物を育てている→現在の漢字では「草冠」として原型を残している。

●文字の下の方、人が跪いて作業しているのですが、この形に似た姿が今の漢字にも入っている。

…さあ、どうでしょう?



次の形はこれです。

最初に出した漢字が一歩現代の漢字に近づきました。

かなりわかりやすくなったはず!!!


さてなんだ?!

 

2011.11.11_子供たちとART書作品作りワークショップ_1

JUGEMテーマ:アート・デザイン

こんにちは、本田蒼風です。 


今日は寒いですね…PM4時現在、本日はまだ家から出てません。
北海道旭川出身の私は、人一倍寒がりなので、
さっそくストーブつけています。

地元旭川は、今朝から積雪の様子。

いよいよ本格的な冬到来ですね。


さて、先週2011年11月11日11時11分(ワークショップ中にそのタイミングはきましたが)

広尾にある聖心インターナショナルスクールでは「JAPAN DAY」が開催されました。

私はその中で「ART書道パフォーマンス&ワークショップ」の講師としてお招きいただき、

子供たちと一緒に巨大な作品を制作してきました。

JAPAN DAYは当学校で毎年通常は春に行われている行事だそうですが、

今年は2011年11月11日でした。

「1並び」で、人が並んでいるように見えることや

様々な国籍の子供たちが集まるインターナショナルスクールということもあり

「みんな一緒_世界の子供達と繋がろう」という趣旨も含めて、
今回のJAPAN DAYが開催されました。

私のワークショップも、日本の文化を感じてもらう だけでなく、 

子供たちが日本の文化を体験しながらも、その機会を共有できるように・・というテーマを持って

企画から立てていきました。

実は今回この企画をやらせていただくことになったきっかけ、「不思議な出会い」から始まりました。

私は、
今年の9月3日に、COREDO日本橋で開催されていた「アートアクアリウム展」の会場内で
パフォーマンスをしました。

その時の様子はこちら…
http://blog.honda-soufu.com/?eid=1580899

インターナショナルスクールの先生として勤務されているH先生。

9月3日お仕事終わられた後、

「今年のJAPAN DAY、子供たちに学びもありつつ、楽しい…何か素敵な経験をさせてあげられないか…」と思いながらアイデアを求めてふらりと日本橋でのアートアクアリウムの会場にいらっしゃっていたとのことだったのですが、

たまたまそこに私が現れ、パフォーマンスをし、

漢字の意味を説明したりしていたのを見て「ぴ〜ん」ときてくださった…。

というご縁が始まり。

そしてすぐに今回のお話を頂き、やらせていただけることになりました。

「インターナショナルの子供たちは、漢字がとっても苦手な子が多くて、
私自身も、ただ教えるのではなくて、ART的な感覚を取り入れて教えられないかと日頃から考えていたんです。本田さんの作品や説明を会場で聴いたときに「これだ!!!」ってぴんときました」



と初めの打ち合わせの時にお話いただき、嬉しかったです。

私、ず〜っとやりたいと思っていたことだったし、これからそういう機会が増えたらいいな〜と思っていた矢先だったので、鳥肌ものでした。

 
今回は「漢字と書をARTを楽しむ感覚から学ぶワークショップ」という欲張り企画でした(^^)



当日は午前中から生徒のみんなも浴衣(時期はずれていますが…)やハッピ、柔道の胴着など「日本のファッション」に身を包み、盆踊りなども体験しました。

私が担当させていただいたのは幼稚園生〜小学校4年生までの子供達150名程(^^)




可愛いことこの上ありません!!先生方も気合十分!
まずは「漢字ってな〜に??」をクイズ形式で勉強していきました。



この日のために資料づくりも頑張ってみました。

当日はもちろん全て英語。(^^)
私の英語は文法とかそっちのけの度胸英語なので、子供たちに伝わるかちょっとドキドキでした。笑




心配していたのですが、子供たちが一生懸命クイズに答えてくれる表情をみていたら

緊張は一気に吹き飛びました!



そしてパフォーマンスを見てもらいました。












さてこれは何て書いたでしょう??

皆さんにもクイズにしましょうね。(^^)




さて、これはなんという漢字の原型でしょうか?

Hint1>He is a man.
Hint2>He is making something beautiful.

どうですか??

答えと続きは次のBlogで…。

子供の活字離れ解決法

JUGEMテーマ:読書



皆さんこんばんは、ART書道家・本田蒼風です。

突然ですが、こんな記事がありました。

 http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=1320

【先の見込みが無い日本と日本の電子書籍の未来を明るくする、たったひとつの方法】


先の見込みが無い…と断言されてしまうと、悲しい気もしますが、
…確かに…と納得せざるを得ない部分もあるのが事実ですね。

私も幼いころ、あまり本を読む子供ではありませんでした。

本は沢山家に合ったけど、
読書感想文の時に「仕方ないから読むか…」くらいの感じで。

でも百科事典とか地図を見るのは好きだったかな。

真似して絵をかいたりして。

それが今は「本ってなんと素晴らしいものなんだ!!」と年々好きになっていく気がします。

私の祖母は本当によく本を読みます。

何に関しても知識が深く、尊敬します。

その祖母に憧れていることも関係があるとは思いますが、

私が「本っていいな」と思った直接のきっかけは

「漢字のルーツを知りたくて手に取った語源辞書との出会い」かもしれません。

私は、大学生で書道研究室(ゼミ)を専攻しました。

その時の教授が白川静さんの説を中心に講義を進めていたこともあり、

私が社会に出てから改めて語源を調べようと思ったときに手に取ったのが

白川静さんの「常用字解」というお手頃サイズの辞書。

この辞書に出会ったことで、

漢字のルーツに魅了され、

そしてそのことがきっかけとなって、
今のように書道家として生きていくことを選択することになったわけですが、

(それまでの流れはこちら→ http://www.honda-soufu.com/contents2x9.html

その辞書を読んでいたある日。

独立したばかりで、生活はカツカツっ。生きることに精いっぱいでした。
(まっ、今も現状はそれほど変わってはいないかもしれませんが…笑)

そんな状況の中で、今自分の手の上にある辞書を見ながら思いました。


「これほどの知識と学説をまとめようと思ったら、どれほどの時間と費用が掛かるだろか…」


こんなところでお金に換算するのはナンセンスだといわれるかもしれませんが、

現代の子供たちは、私が子供の頃よりお金に敏感です。

電車で良く聞かれる会話は「ゲーム」「塾」「お金」の話です。

大人と変わりません。

そしてお金の話が好きな子が多いです。
(たぶんTVなどで大人がお金の話ばかりするからでしょうけど…)

それならば、本を読むことが、どれほどお得なことなのかを、

大好きなお金に換算して伝えてみてはどうでしょう?


たとえば…

・大学で専門的に学ぶために家の近くから通えない大学へ通う
(地元の大学に通うより4年で300万〜500万程度余分にかかる。)

・調べたいことを、その土地に行って調べる(漢字だったら中国など)
(旅行費用 1回30万だとして×10回以上=300万円)

・資料・調査費・研究費

・その本の著者が現在生きていればその年齢まで生きるための最低限の生活費、

年間200万(かなりカツカツでしょうけど)×たとえばその本の著者60歳=1億2000万…


などなど…

その方が生涯情熱を傾けて到達した考えや、知識を、その本に凝縮して書いてくれていると考えると…

2億円近くの知識・経験を、2〜3000円で手に入れられちゃう…

って…


どんだけお得やねん!!(><)

さらにBookOffなどを利用した場合、
100円くらいで一冊本が買えたりします…

スーパーで他の店より10円安い野菜を探している場合じゃありません。笑
(これも必要な感覚ですけど…)

もちろん、本の知識だけ頭に入れればすべて解決することはありません。

でも実際に経験することの助けになることは多々あります。

人には寿命という限界があります。

時間は決められた分しかありません。

そう考えたら、全部自分で足を運んだり、経験することができないのであれば、

先にそれをやってくださった方の協力を、本から得て、

そのうえで自分の経験や考え方をプラスしていけばいい。


インターネットでも同じじゃない?!

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

ふと読み返したくなった時に、

そのインターネットのページをすぐに検索しなおせますか?
全部「お気に入り」に入れておきますか?

探すのが大変です。

本は、

好きな本であればあるほど、

その文字の並びや、ページの雰囲気、本の厚さ・重さなど

体感として残るのも、本の良いところだと思います。

独立してから肌身離さず持ち歩いている「常用字解」は、

もう背表紙が取れて、1ページずつもボロボロになってきました。

でもそれは、自分がそのページを開いて色々と考えた軌跡なのだと思うと、

愛おしく感じます。


さて、ここで私の考える【子供たちの活字離れ解消法】

・一つでいいから「これ調べてみたい」ということを見つけさせる
・そのことの専門書を見つけ、読む…&それを書いている人について関心がでてきたら…

→その本を読むことが、どれほどの「お得」を得ていることなのかを知らせる(上記方法)



一つの考え方としてね(^^)

読書の秋です。

時間を作って、読書=お得時間を満喫したいと思います。

1