ART書道で地域活性!(北海道・仁宇布小中学校編)

6月28日(月)

37度という猛烈な暑さの中、美深町立仁宇布小中学校でART書道授業を行いました。


室校長とのご挨拶。


仁宇布小中学校は、小・中学生合わせて13名の小さな学校ですが、

仁宇布の自然の魅力を感じながら

日々生活することのできることが最大のポイントで、

全国各地からの転入受け入れもしているということ。

私がもし子どもを育てるなら、

「絶対こんな環境で、こんな学校へ通わせてあげたいっ!!!」

って思いました。


そんな素敵な環境で日々勉強している皆にやってもらった課題は


「自分たちの住んでいる町・村の魅力を伝えよう」


でした。


私も恥ずかしながら北海道の魅力を、北海道を離れてから真剣に考えるようになったし、

気がつくことも多かった。


住んでしまうと「当たり前」になっていることも

実は、かけがえのないものだったりする。



私が今、考える(&私でもお手伝いできる)「地域・地方活性」って

新しい制度の導入とか、

人口の増加とか…もちろんそれは絶対に大切なことだけど、


「本当は何を望んでいるのか」とか、

「何を残したいって考えているのか」とかを

外の人間よりも、

まず今実際に住んでいる人たちが主観的に考えること。

「ず〜っとここに住み続けたい!だって素敵な場所だから」

って心から思ってもらうことが一番最初なのかなって思っています。

だから、今その土地で日々学び、生活をしている子ども達にも

改めて、その場所の素敵なところを私に教えるつもりで考えてもらって、

お互いの気づきのきっかけになれたら・・・と思い

今回授業をやらせてもらうことになったのでした。




体育館に座って書きます。







子ども達のお母さんやお父さんも見に来てくれました。






本当に一生懸命、町の魅力をART書道の表現で伝えてくれます。


素敵な作品たちができあがりました。


びっくりしたのは、子ども達の観察眼の鋭さでした。

自然に囲まれて生活している子どもたちは、

「木」「滝」「川」など自然を題材とした字を表現してくれたのですが、

ある子は「木」という字を斜めに力強く書いていました。

「どういう想いを込めて書いてくれたの??」

と聞くと


「沢山の木があって好きなんだけど、
特に、裏の山の崖の際に立っている木があって、
それが斜めに頑張ってはえているのが好きだから
ちょっと斜めに書いてみました。」

とか

「光る川」と書いている子は

わざと筆を少しかすれさせたり、たっぷり墨をつけるところを作ったり工夫をしていたので、「なぜ?」と聞くと

「手塩川っていう大きな川があるんだけど、
その川に陽があたるとキラキラ、キラキラって光って
本当にきれいなんです。だからそれを書きたいと思って…」




固有名詞「木」とか「川」などを書くことはもちろん、

彼らは、日々の生活の中で、その中でもどこが魅力的なのかを

しっかり心で受け止めて、感動しているんだ…と

凄く嬉しくなったし、

自然の中で生活することの大切さを教えてもらった気がしました。






【子ども達から教えてもらったこと】

表面だけを見ていても、そのものの本当の魅力はわからないってこと。

魅力は、それをつくっている小さなパーツが沢山集まって、

そのもの自体の魅力になっているんだね。

ついつい表面的なことだけで判断しようとしていた自分に気がつきました。

素敵なきっかけをありがとう!!!




子ども達が書いてくれた作品たちは、

8月27日・28日美深町で開催される「水源の里シンポジウム」で展示いたします。

詳細はこちら…http://www.town.bifuka.hokkaido.jp/web/PD_Cont.nsf/eb3ad322058bb29749256c9b00100d2f/06c9a09bcc997ae44925775000401351?OpenDocument
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