ART書道で想いを共有〜地域活性プロジェクト(報告)

今年もいよいよ年末が近づいて参りましたね〜…

毎年思いますけど、早いものです。


私は今年、本当に素敵な機会に恵まれました。

それは…ず〜っとやりたいと思っていた「地元・北海道の土地や、住まう人たちのために、ART書道で貢献する」こと。


私が上京して早8年弱。

初めは英会話スクールの総合職として上京することになったのですが、

運命のいたずらか何か…

結局は2歳からず〜っと身近で、

そして幼いころから私が唯一クラスで目立つことのできる瞬間をくれていた

「書道」が…

今生涯かけてやりたいことになっています。

(小学生の頃はとくに、運動からっきしダメ、勉強も…あらら、容姿もつぶらな瞳…ということで、唯一自信を持てたのは「書道」でした。学級目標とか書かせてもらっていたから。笑)

不思議なものです。

どうしてこういう流れになったのか…正直はっきりわからないところもありますが、

でも今こうして楽しいということは、誰かがくれた天職なのだと思いますときめき

さて、こうして「天職」と思えるのも、素敵な人たちとの出会いがあるから!!っていう点が大きいのかと思います。

今回の「北海道・美深町での水源の里シンポジウム」もそんな素敵な出会いが沢山でした。


シンポジウムは美深町にあるCOM100という施設で行われました。


その中で、書道コンクールの表彰式と講評をさせていただきました。


会場には全国各地からたくさんの方がいらっしゃっていました。


今回の書道コンクール最優秀賞の方と記念撮影。(ちょっとピンぼけ??笑)
京都の綾部市というところからわざわざ受賞のために北海道までお越しくださりました。





応募いただいた作品たちは、沢山の方々に見ていただけるよう、
ギャラリースペースに展示をしました。


開催地の隣の町「音威子府村」は「瀧」が有名です。
作品も滝の流れをイメージして吊るし、動きがあるように展示をしました。






子供たち、そして「自分たちの里」を想い、全国の方々が創ってくださった作品を見に、多くの方がギャラリーに足を運んでくださいました。




その場で来てくださった方が「里」への想いを書いていけるよう
道具を準備しておきました。

「自分にとっての里はなんだろう…」文字選びをしているようですが、
それは同時に、自分の中の「ふるさと」のイメージを確認しているのです。


そしてメイン作品がこちら。
6月末に美深小学校の子供たち、そして音威子府村の子供たちと一緒に作った作品と、私がパフォーマンスで書いた「里想(りそう)」の作品を合わせて一つの大きなART作品を作りました。

「里想の樹(りそうのき)」


子供たちの作品は、「里想の樹の葉」となって作品を支えてくれました。



「里」という漢字は、「水田」と「盛り土(その土地で神が降りてくる場所)」からできたといわれていて、

「大切にされる場所」という意味をもっています。


「想」は、生命力を感じさせる大自然の木々たちの力を、しっかりと見、身体で感じ、そのチカラを大切な人にも届けたいという想いからできたといわれています。

「理想の故郷」ってなんでしょう?

私も今回のお話をいただけたことで、改めて「自分がどうして&どんな故郷・北海道を大切にしていきたいと思っているのか?」ということを
じっくり考えることができました。


東京にきて8年ほど。

北海道にいたときに思っていたほど
住みづらくもなく、自然もない!!と感じたことは正直ありません。

便利さ、街にあふれるエネルギー、キラキラ輝く人たち


これはNYともパリとも違う、日本の一種独特な雰囲気とパワーがあると思います。

でも…

自分の故郷・北海道もそうなってほしいのか…


と考えると…


きっとそうなったら、私の中のバランスが崩れてしまいそうな

そんな感じがしました。

北海道=自然が多い

北海道=美味しいものが沢山ある

…それは分かりやすい北海道の形容詞だけど、

でも私が大切にしていきたいのは、もっと違う点でもあるような気がしました。

今回子供たちと一緒にART書道を通して、自分たちの住んでいる土地の魅力を書の作品を通して伝えあったとき

小さなことへの観察眼の鋭さ

に正直驚かされました。


「木」と書くにしても「私の家の裏にある木は、崖に倒れるのを根をしっかり張ってがんばって耐えているところが素敵だから、斜めに、根を太く書きたい…」

「川が大きくて、ゆっくり流れて素敵なんだけど、そこに夕日があたるとキラキラすごくきれいに光るんです。だからそれを大切にしていきたい。」


子供たちは、自然の中の変化や状況をしっかりと観察し、現実のこととしてしっかりイメージを想像できていました。


人口的に作られたものに囲まれていると、

完成形はイメージできるけど、

その過程で何が起こっていたのかを想像するのが難しいと感じることがあります。

そしてどうしてそうなるのかを深く考えることも少ないような気がします。

だけど、自然の中で生きていると、

「どうしてこんな風になるんだろう」

「あれ、昨日と何か違う気がする」


ということがたっくさんあった。

それは時に、楽しいことばかりではなくて、たとえば天候の変化などはそれを毎度肌の感覚として感じていたことで…


私が作品を創るとき、

そんな自然の変化に敏感になれることを
どれだけ嬉しく思ったか知れません。

生まれてから22年間、北海道の大地で育ってきたからこそ、

小さな変化にも敏感なところがあるのかな…

と思ったりします。

だから私が大切にしたい「里」の魅力は、

「小さな変化を肌で感じながら過ごせる土地」であること。



貴方だったら、「里想の樹」にどんな葉をつけますか?




街の行事で今後使うということで、「美深」という文字のデザインをさせてもらいました。


最後は今回の件で、お知り合いになれた美深町役場の皆様と集合写真

はいチーズ★


皆様、本当に、本当にありがとうございました!



「里想の樹」のことは、北海道新聞の方にも掲載していただけました。

工藤さんという私と同じ年代の記者さん。

ギャラリー会場で「これからも一緒に北海道を元気にしていきたいですね!!」とお話をすることができてうれしかった!!


これはきっかけ。

今後も私ができることを少しずつカタチにしていきたいと思っています。
コメント

美由紀さ〜ん!!!
すみません…UPが遅すぎて、時差ぼけ起こしそうですよね…汗

皆さんとご一緒できて本当に楽しかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。

また何かご一緒できるといいですね★

  • 本田蒼風
  • 2010/11/15 20:21

本田先生、お久しぶりです。
水源の里シンポジウムの報告を楽しみに待っていましたよ〜アップされてとても嬉しいです。私の応募した書道もひそかに写っていますね・・・また、スタッフの集合写真を載せていただきありがとうございます。水田の里シンポジウムを通して、本田先生とお知り合いになり、先生の全身からみなぎるパワーに圧倒さ、刺激を受けました。

北海道新聞の「ひと」に掲載されていたのを見たときは、わっ!本田先生だ!って一人で大騒ぎしました。凄いですわ。先生、大活躍ですね。これからもますますパワー全開で頑張ってくださいね。北の大地から先生の活躍を祈っております。

  • 渡辺美由紀
  • 2010/11/08 01:18