子供の活字離れ解決法

JUGEMテーマ:読書



皆さんこんばんは、ART書道家・本田蒼風です。

突然ですが、こんな記事がありました。

 http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=1320

【先の見込みが無い日本と日本の電子書籍の未来を明るくする、たったひとつの方法】


先の見込みが無い…と断言されてしまうと、悲しい気もしますが、
…確かに…と納得せざるを得ない部分もあるのが事実ですね。

私も幼いころ、あまり本を読む子供ではありませんでした。

本は沢山家に合ったけど、
読書感想文の時に「仕方ないから読むか…」くらいの感じで。

でも百科事典とか地図を見るのは好きだったかな。

真似して絵をかいたりして。

それが今は「本ってなんと素晴らしいものなんだ!!」と年々好きになっていく気がします。

私の祖母は本当によく本を読みます。

何に関しても知識が深く、尊敬します。

その祖母に憧れていることも関係があるとは思いますが、

私が「本っていいな」と思った直接のきっかけは

「漢字のルーツを知りたくて手に取った語源辞書との出会い」かもしれません。

私は、大学生で書道研究室(ゼミ)を専攻しました。

その時の教授が白川静さんの説を中心に講義を進めていたこともあり、

私が社会に出てから改めて語源を調べようと思ったときに手に取ったのが

白川静さんの「常用字解」というお手頃サイズの辞書。

この辞書に出会ったことで、

漢字のルーツに魅了され、

そしてそのことがきっかけとなって、
今のように書道家として生きていくことを選択することになったわけですが、

(それまでの流れはこちら→ http://www.honda-soufu.com/contents2x9.html

その辞書を読んでいたある日。

独立したばかりで、生活はカツカツっ。生きることに精いっぱいでした。
(まっ、今も現状はそれほど変わってはいないかもしれませんが…笑)

そんな状況の中で、今自分の手の上にある辞書を見ながら思いました。


「これほどの知識と学説をまとめようと思ったら、どれほどの時間と費用が掛かるだろか…」


こんなところでお金に換算するのはナンセンスだといわれるかもしれませんが、

現代の子供たちは、私が子供の頃よりお金に敏感です。

電車で良く聞かれる会話は「ゲーム」「塾」「お金」の話です。

大人と変わりません。

そしてお金の話が好きな子が多いです。
(たぶんTVなどで大人がお金の話ばかりするからでしょうけど…)

それならば、本を読むことが、どれほどお得なことなのかを、

大好きなお金に換算して伝えてみてはどうでしょう?


たとえば…

・大学で専門的に学ぶために家の近くから通えない大学へ通う
(地元の大学に通うより4年で300万〜500万程度余分にかかる。)

・調べたいことを、その土地に行って調べる(漢字だったら中国など)
(旅行費用 1回30万だとして×10回以上=300万円)

・資料・調査費・研究費

・その本の著者が現在生きていればその年齢まで生きるための最低限の生活費、

年間200万(かなりカツカツでしょうけど)×たとえばその本の著者60歳=1億2000万…


などなど…

その方が生涯情熱を傾けて到達した考えや、知識を、その本に凝縮して書いてくれていると考えると…

2億円近くの知識・経験を、2〜3000円で手に入れられちゃう…

って…


どんだけお得やねん!!(><)

さらにBookOffなどを利用した場合、
100円くらいで一冊本が買えたりします…

スーパーで他の店より10円安い野菜を探している場合じゃありません。笑
(これも必要な感覚ですけど…)

もちろん、本の知識だけ頭に入れればすべて解決することはありません。

でも実際に経験することの助けになることは多々あります。

人には寿命という限界があります。

時間は決められた分しかありません。

そう考えたら、全部自分で足を運んだり、経験することができないのであれば、

先にそれをやってくださった方の協力を、本から得て、

そのうえで自分の経験や考え方をプラスしていけばいい。


インターネットでも同じじゃない?!

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

ふと読み返したくなった時に、

そのインターネットのページをすぐに検索しなおせますか?
全部「お気に入り」に入れておきますか?

探すのが大変です。

本は、

好きな本であればあるほど、

その文字の並びや、ページの雰囲気、本の厚さ・重さなど

体感として残るのも、本の良いところだと思います。

独立してから肌身離さず持ち歩いている「常用字解」は、

もう背表紙が取れて、1ページずつもボロボロになってきました。

でもそれは、自分がそのページを開いて色々と考えた軌跡なのだと思うと、

愛おしく感じます。


さて、ここで私の考える【子供たちの活字離れ解消法】

・一つでいいから「これ調べてみたい」ということを見つけさせる
・そのことの専門書を見つけ、読む…&それを書いている人について関心がでてきたら…

→その本を読むことが、どれほどの「お得」を得ていることなのかを知らせる(上記方法)



一つの考え方としてね(^^)

読書の秋です。

時間を作って、読書=お得時間を満喫したいと思います。

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