学びの方法

 今日は午前中、マンツーマン書道教室でした。

彼女は私が以前(といっても、もう辞めてから8年くらい経ったのね・・・早いものだ!)英会話スクールでお勤めしていた時代の同僚です(^^)

「習字を習いたいけど、英語で教えてくれるところが見つけられないの・・・教えてもらえないかな?」と言われて、始めた彼女とのレッスン。

それまでも「Art書の教室」はやってきたのだけど、

いわゆる「習字教室」は「Art書教室はできる場所も少ないし、

私自身もカリキュラム作りとか新たな挑戦部分が多くてワクワクするけど・・・

習字教室は他にも沢山やっていらっしゃる方多いし・・・

わざわざ私が開講しなくてもいいかな・・・」という気持ちで

積極的に開講してこなかったのですが、

彼女に言われて

「英語で、この微妙なニュアンス表現したり、教えたりするのって、私も勉強になりそう!!楽しいかも★」と始めることになりました。

(とっても面白い考え方をもった彼女と、授業後にする世間話も楽しい!!)

筆を持ちはじめて2年ほどの彼女。


最初は漢字を書くことすら大変だったのですが、
最近では、細かな筆運びから、墨の加減までも調整しつつ作品をつくれるようになってきて、楷書だけでなく行書の筆運びもなかなか板についてきました。


条幅作品(半紙よりも長く大きな作品)も仕上げられるようになり、
お手本に頼らず、古典をしっかり自分の目でみて、表現を汲み取るチカラもしっかりついてきています。


先日作品を仕上げているときに、もう自信をもって線を引ける状態にあるのに、

どうも慎重すぎて、線に自信が表れてこないときがあって、


「もう文字形も大丈夫!あとは呼吸を整えて、自信をもつのが仕上げのコツだね。」という話をしたら、

「私、書に限らずいつでも慎重すぎるのよね・・・よ〜し、頑張れ自分!!」と自分自身を鼓舞して制作している姿がなんともステキでした。

とっても真面目だし、書が大好きだから、習得も早い・・・ということもありますが、

継続したり、書を通して自分自身の癖や考え方を知ることで、

だんだん「身体の感覚として覚えていく、わかっていく」ところがあるようです。

頭でどれだけ考えても、やっぱり実際に手を動かして制作していくことが何よりも大切だ・・・と

彼女との時間を過ごすたびに思います。

先日Facebookでも書きましたが、

フィンランドの教育は、その点を十分に組み入れた教育方法がとても面白いです。

「実際に手を動かしものづくりを沢山体験することで、

その活動がどんな風に自分たちの生活に繋がっていくのか」を考えさせる方法は、


ただ、ものづくりが上手になるとか器用になる以前に、

身体全体の感覚を使って物事を考える、

最も最適な学びの方法なのかもしれないな・・・と、そんな風に思いました。


今日も秋の気配を存分に感じながら筆を持てる喜びを感じながらアトリエにて制作頑張ります。

コメント