【空海劇場2015】念願の共演です。

  • 2015.10.05 Monday
  •  

    おはようございます、本田蒼風です。
    秋の長雨も終わり、気持ちの良い秋晴れの週末でしたね。
    私は今年から始めた体験農園(一定の区画を年単位で借りて、農家さんの指導のもと野菜作りなどを体験できる制度)での農作業を土曜に、
    そして日曜は近所の神社のお祭りに行ってみました。
    秋は五穀豊穣を願ったお祭りが各地で行われますが、
    体験農園をするようになってから、益々この「大地の恵みをありがたく頂けることへの感謝と、来年の豊作を願う」という古代から続く祈りの意味が、体感として分かるようになりました。
    今週末の農作業は、冬に収穫する野菜の種まきや、今植えてあるキャベツやブロッコリーなどの管理(虫がついていたら落としたり・・・)だったのですが、
    本当にびっくりするほど虫が美味しそうに食べているのですよね〜・・・野菜たちを。www
    (間引きした人参を不思議そうにひたすら眺めている息子)
    そうか〜・・・虫だって美味しいものを食べたいんだな。
    私たち人間と虫たちとは、同じものを食べているんだな・・・。
    何とも当たり前のことですが、しみじみ見入ってしまいます。
    当たり前のようにスーパーで購入していた野菜の一つひとつは、
    農家の方が色々と手をかけて大切に育ててくださった結晶なのだということが本当によくわかります。手をかけなければ、美味しい野菜は育ちません。有り難いものですね。
    しかし、どれだけ手をかけていても、
    突然の台風や天災が起こってしまえば
    その手間隙をかけた野菜や穀物たちも収穫を待たずにダメになってしまう可能性だって多分にあるわけです。
    何かと結果を急ぎがちな私たち現代人の生活において、
    自然の時間感覚は、何とも忍耐の必要なものだと感じました。
    ましてや、現代のようにいつでも24時間食料が手に入るコンビニやスーパーがあるわけではない古代の生活においては、大地の実りを収穫できるか出来ないかは、即、命に直結する問題です。
    そんな中にあって、祈りをその土地の神様に届けるため(神様に喜んで頂くため)に
    人々は舞い、楽器を鳴らし、そして祈ったのですね。
    現在私たちが使っている漢字の多くは、
    こうした祭祀行事の様子からできたものが基本になっているといわれています。
    自然と人とが一体となり世界を作っていた古代の感覚を、
    実は、当たり前のように使っている文字一つひとつが現代の私たちにも伝えてくれているのですね。
    日曜に行った近所の神社でのお祭りでも、お囃子の演奏が聞こえました。
    軽やかに、澄んだ音色は、心が躍る感覚が沸いてきて、
    本当に天の土地神様に届きそうです。
    そして・・・お囃子の音色って・・・何だか「懐かしい」ような感覚が沸いてきます。
    皆様はいかがでしょうか?
    子どもの頃の記憶・・・というより、もっとずっと昔から耳が覚えていたような・・・
    本能的に心に響き、喜びが湧き上がってくる音色・・・という感覚でしょうか。
    そんなこともあり、私はあのお囃子の音色が昔から大好きでした。
    ・・・・と前置きは大変長くなったのですが、
    実は、いよいよ公演が近づいてきました10月25日(日)に私も出演させていただく空海劇場2015@高野山で、素晴らしいアーティストさんとの共演が決まりました!!
    日本人の心の深くに届く素晴らしい音色を届けてくださる
    【プロフィール】

     

    佐藤和哉 [ 篠笛奏者・作曲家 ] 

    九州は佐賀県唐津市の海辺に生まれる。篠笛奏者として国内外で公演を重ねる。

    2012年 国宝・薬師寺東塔解体式典「宝珠降臨法要」で献笛。

    2013年 自身作曲の『さくら色のワルツ』が、ゆずの『雨のち晴レルヤ』のモチーフ曲として採用され、NHK朝ドラ「ごちそうさん」主題歌となる。

    同年、ゆずと共に『NHK紅白歌合戦』に出場。

    2014年 自身作曲「古道」が、熊野本宮大社「瑞鳳殿」テーマ曲に選ばれる。

    また同年、作曲参加曲『雨のち晴レルヤ』がレコード大賞 優秀作品賞となる。

    2016年には、佐賀県嬉野市の曲を制作。

     

    オフィシャルサイト http://shinobue-sato.com

    実は佐藤さんには、4年ほど前、ある方を通じてお知り合いになりました。
    溌剌としたパワーとオーラ溢れる佐藤さんの篠笛の演奏・パフォーマンスを始めて拝見したとき、「表現することに心から喜び、本気で、そして真摯に向かっている姿が眩しい!!」という印象でした。
    そんな佐藤さんが、私の個展へ足を運んでくださり、オープニングPartyでやったパフォーマンスを見てくださいました。
    その数日後、佐藤さんから連絡がありました。
    「蒼風さんの書からインスピレーションを受けてフレーズが生まれました。まだ未完成ですが、いつか感性をぶつけ合って共演できることを願っています・・・」と
    そして送ってくださったデモ音源には、私の名前と同じ「蒼風」というタイトルがついていました。
    パソコンから音色に、目を閉じてじーっと耳を澄ませて聞きました。
    あまりに美しい旋律と音色に、心がキーンとした感覚があったのを
    今でも鮮明に覚えています。
    ただ、それと同時に私は戸惑ってしまいました。
    「今の私には、この素晴らしい音色に見合うパフォーマンスが出来ていない。」
    その当時、まだ私は今以上に手探り状態のままパフォーマンスをしていました。
    「私はなぜ、人前でパフォーマンスをするのか・・・」
    「パフォーマンスという表現で何を伝えたい、伝えられると願いやっているのか」
    そんな根源的な部分が揺らいだまま、
    見切り発車のようにスタートしてしまった、私のパフォーマンスという表現。
    そんな状態のまま、この素晴らしい音楽と共演させていただくことはできない。
    でもきっといつか、この佐藤さんの「蒼風」で、
    自分自身も納得のいくパフォーマンスをしてみたい。
    そう思いました。
    その後、【蒼風】はしばらく時を経て、偶然にも、
    佐藤さんが熊野古道を一人旅されたときに見た雲海の景色とともに、
    完全な曲となり、世の中にリリースをされました。
    私も、あのデモの曲を頂いてから、
    様々な経験をさせていただき、そのたびに考え、時に葛藤もありで・・・
    それでもやっぱり筆で、そして文字で表現することから離れずにいられたことを
    本当に幸せだと思いますし、嬉しく思うのですが、
    それと同時に
    (出産も一つ大きなきっかけだったとは思いますが・・・)
    このまま、ただ続けていくことはできない。
    これからも続けていきたいなら、
    自分自身がなぜそれを表現し続けたいのか問うていかなければ先は見えてこない。
    と思うようになりました。
    そんな矢先に決まった、今回の空海劇場2015@高野山へのパフォーマンス出演。
    このお話を頂いたとき、
    「ついにこの時が巡ってきたんだな・・・」と思いました。
    きっとこれが私にとっての一つの契機になるんだろうな・・・という漠然とした感覚。
    それも場所は、
    私を書の世界へ導くきっかけを作った空海が開山した「高野山」「空海劇場」という場。
    私がこれからも書や文字を通して表現することを続けさせてもらえるか、否か・・・
    空海さんに恥ずかしくないパフォーマンスの姿を見ていただかなくては・・・。
    そして自分自身、今できる最大限をぶつけられるパフォーマンスを披露できるように
    公演までの一日いちにちを大切に過ごしたいと思っています。
    ご都合がつく方、是非、是非高野山へ応援に来てください・・・お願いいたしまっす!!!!
    空海劇場2015@高野山のチケットご購入はこちらから・・・

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